営業リスト・法人名簿の販売業者を比較しました。価格・実績・取り扱い件数・カスタマイズ性など観点から総合的に優れている会社を7社厳選しています。
営業リストや法人名簿の販売業者を比較する際には、多角的な情報を収集する必要があります。
価格の安い所だけでなく、品質をある程度保証してくれるところ、そして大手企業への販売実績も豊富で信頼できるところ、どれだけの種類のリストを取り扱っているかなど、複数の条件で比較してみました。
総合的に便利なところが見つかると思います。
営業リストの活用には、リストマーケティングの理解が不可欠です。もしリストマーケティングを知らない方は以下の記事を見てみてください。
法人名簿エンジン
法人名簿エンジンは、法人名簿取扱件数業界最大旧の名簿販売サービスです。名簿は、◯件でいくら、という仕組みではなく、業界別や目的別にパッケージ化された法人名簿集が固定の価格で販売されています。
わざわざ自分で業界や必要なデータを抽出する必要はなく、条件にあった商品をすぐ購入できます。名簿は定期的にアップデートされるため、最新の情報が簡単に入るところも魅力です。
リスト掲載数 | 4/5点 |
スタッフ対応 | 5/5点 |
名簿の質 | 5/5点 |
価格 | 4/5点 |
注文のしやすさ | 5/5点 |
総合点 | 23/25点満点 |
法人名簿エンジンの口コミ
リスト王国
第2位は、営業リスト取扱件数も豊富ながら、お値段のリーズナブルなリスト王国。リスト王国も、名簿エンジン同様に、業界別や目的別にパッケージ化された法人名簿集が固定の価格で販売されています。
わざわざ自分で業界や必要なデータを抽出する必要はなく、条件にあった商品をすぐ購入できます。リストは定期的にアップデートされるため、最新の情報が簡単に入るところも魅力です。名簿エンジンに比べるとスタッフの対応はやや劣るように感じますが、値段は少し安く値段を重視されるならリスト王国がオススメです。
リスト掲載数 | 4/5点 |
スタッフ対応 | 4/5点 |
名簿の質 | 5/5点 |
価格 | 4/5点 |
注文のしやすさ | 5/5点 |
総合点 | 22/25点満点 |
リスト王国の口コミ
名簿屋ドットコム
第3位は、営業リスト取扱件数が業界最大の名簿屋ドットコムです。名簿屋ドットコムは、非常に多くの業種別で法人名簿を販売していますので、他のサイトで販売されてない名簿も見つかるのではないでしょうか。一方で、価格は高いです。また、個人の名簿も販売しています。
リスト掲載数 | 5/5点 |
スタッフ対応 | 4/5点 |
名簿の質 | 3/5点 |
価格 | 2/5点 |
注文のしやすさ | 3/5点 |
総合点 | 17/25点満点 |
名簿屋ドットコムの口コミ
上記で紹介した業者以外にも、営業リストや法人名簿の販売業者はたくさんあります。
使い勝手の良さそうな販売業者を追記するので、こちらも参考にしてみてください。
ソーシャル企業情報
ソーシャル企業情報は、導入企業が3,000社を越えた現在成長中の名簿販売サービスです。初期費用なし、かつ月額7,000円で最低契約期間の縛りもないコスパの良さがウリ。業種・エリア・事業規模でクロス検索ができるので、リストを取りこぼすこともありません。名簿データは2か月に1回更新されるので、最新のリストが抽出できます。アカウントは即日発行されるので、今すぐリストが必要なシーンにオススメです。
法人名簿は100万件以上あり新規顧客開拓にぴったりです。また、都道府県別でリスト抽出ができるので、同じ地域の様々な業界にアタックしたい場合にも便利です。
ソーシャル企業情報の口コミ
List Cluster(リストクラスター)
List Cluster(リストクラスター)
公式サイトはこちら
ボタンすら押さずに自動でリスト作成ができるリストクラスター。800万件以上の法人名簿を保有しています。さらに、Web上からリアルタイムでリストを抽出するので、生きた企業情報を入手できます。さらに、定額料金で24時間365日好きなだけリスト作成できるので、上限を気にする必要がない点が魅力です。サポート体制もしっかりしていて、電話だけでなく訪問サポートもしてくれます。
営業リストをリアルタイムに抽出できるので、生きた企業情報が手に入ります。まずは無料トライアルから始めてみるのもいいかもしれません。
List Cluster(リストクラスター)の口コミ
ウリゾウ
導入企業が50,000社を超えるウリゾウ。取得した法人名簿には営業で必要な情報がすべて網羅されています。一方で、月額料金は5,980円から始められるコスパの良さなので、とにかくコストを抑えて名簿を取得したい場合に便利です。営業リスト1,600件分までは無料版で試せる点も魅力です。
最新の法人名簿情報はiタウンページやハローワークから収集しています。月額5,980円で営業リストを取得できるのでコストを抑えられます。
ウリゾウの口コミ
NEXEL
リピート率が87%以上のNEXEL。幅広い業種に対応した法人名簿が用意されているので、他のリスト業者にはない名簿が見つかるかもしれません。リストの質にこだわっていて、1件あたりの単価は7円~18円となっています。新規顧客開拓で成約効率を上げたいなら試してみる価値があるかもしれません。
購入件数が3,000件未満の場合のみ基本料金がかかりますが、件数が増えるほど1件あたりの単価が安くなります。
NEXELの口コミ
営業リストの販売業者を比較表で見たい方は以下の記事も参考になると思います。
やり方次第で結果に差がつくメール営業
効率的な新規開拓のためにメール営業を行う会社はとても多いですよね。しかし、「全然成約につながらない」と頭を抱える人も多いのではないでしょうか。
営業メールで成果を上げる人がいる一方、なぜあなたのメールには返信がこないのか。さらに、メール営業を成約につなげるコツにもついてもお伝えしていきたいと思います。
メールで新規営業するメリット
- 効率的な営業を行うことができる
短時間で多くの企業に対してアプローチできるので、電話営業と違い効率的です。
また、メールの文章は何度も読み返せるので、相手に内容を理解してもらいやすく、書き方によって感情を揺さぶることもできます。
- 決裁者に直接アプローチできる
電話営業をしている人ならわかると思いますが、どんなに魅力的な提案を持っていても受付突破は難関ですよね。その点、メール営業はアドレスを知ってさえいれば、担当者に直接営業ができるので話が早く進みます。
- 見込みユーザーがわかりやすい
他にも、開封率や返信率に応じてテンプレートをブラッシュアップしていけば、さらに精度が高くなり効率性も上がっていきます。
メールで新規営業するデメリット
- 怪しまれる
詐欺や怪しい商材を送りつけてくる業者もいるので、基本的に新規営業のメールを見ない人も多いです。
「提案するサービスは相手にどんなメリットがあるのか」これを端的、かつインパクトのある内容にする必要があります。
- 間違っても取り消せない
内容に不備があるままメールを送ってしまっても取り消せません。新規営業の場合、最初のメールで印象が決まってしまうので、誤字脱字などがあると信用が失われてしまいます。
メール営業を成約につなげる5つのコツ
ここからは、メール営業を成約につなげる5つのコツを具体的に説明していきます。
コツ1.開封したくなる件名を考える
メールでまず目に入るのが件名なので、開封率を上げる上で一番重要と言っても過言ではありません。
件名が長すぎると理解するまで時間がかかりますし、短すぎても内容が正しく伝わらないですよね。
そこで、件名を考えるときは以下の2つを意識するのがオススメです。
- 件名は16文字以下
- 伝えたいことを1つに絞る
その上で、相手が興味を持つ言葉を組み合わせて件名を作っていきます。「とりあえず開いてみよう」と思わせることが重要で、限定性や緊急性のある言葉は読み手の興味を引きやすいです。
日々営業メールが大量に来ている企業は、件名だけを見て興味がなければ削除したり迷惑リストに分類する傾向があります。
メールを受け取った相手がすぐ理解できる長さで、伝えたいことをはっきりさせることがポイントです。
コツ2.本文の言い回しや表現で印象は決まる
開封したくなる件名をつけたら、次は本文作成に入ります。
営業メールは挨拶からクロージングまで言い回しを工夫することが大切です。
例えば、挨拶でいうと「ご担当者様。お世話になっております」より「〇〇様。突然のご連絡失礼いたします」のほうが与える印象は良くなります。
また、相手にとって有益な情報がなければ、最後まで読んでもらえないでしょう。
同じサービスでも文章の表現方法によって反応は変わります。
成果が出ないメール営業は、魅力を自社目線で書いている場合が多いです。
「すごいでしょ。ぜひ見てください」といったスタンスでメールを送っても相手は見てくれません。
あくまで、相手目線に立って「貴社(あなた)にとってのメリット」を伝えてあげることがポイントで、詳しくは次のコツで紹介します。
コツ3.相手のメリットを簡潔に伝える
次のコツは「相手のメリットを簡潔に伝える」です。
一般的に商品やサービス説明は、内容がわかりづらくなりがちです。
よくある失敗が、伝えたいことをすべて書いてしまうことです。
わかりやすく書こうとして、長文になってしまう気持ちはわかります。その場合、相手に響くであろうメリットを1つだけ書くようにしましょう。
営業相手も多忙なので、隙間時間でサクッと読める内容にすることが大切です。
コツ4.ホームページや資料を有効活用
わかりづらい情報がある場合は、図解資料を添付するのもオススメです。
図解は直感で内容を理解できて、記憶にも定着しやすいと言われています。
また、読み手にどういうメリットがあるか、そのつながりを視覚的に理解してもらえる点も大きな魅力です。
ホームページは、会社の信用度を測るために、メールの読み手が検索する場合があります。
もし、現時点で適当なホームページしかなければ、デザインや掲載内容は最新版にしておきましょう。
コツ5.メール返信のハードルを低くする
興味を持った読み手にはアクションを取って欲しいですよね。
せっかく最後までメールを読んでくれたのに、「面倒くさい」と思われる選択肢しかなければ、せっかくの見込み客が離れて行ってしまいます。
それを避けるために、以下3つのことを考えておくと良いでしょう。
1.読み手に何をして欲しいか記載する
「興味がありましたら返信をください」とメールを締めるのは少し弱いです。
「もし興味があれば追加で資料をお送りするので、ご希望であれば一言ご返信ください」
このようにすると、読み手は何も考えずに「資料ください」と返信できます。
ポイントは、読み手が頭を使わずに済むアクションを提示してあげることです。
2.連絡先を複数用意する
メール、チャットツール、電話など連絡が取れるツールは複数用意しておくと便利です。
「メールは普段あまり見ないからチャットツールがいい」という人もいるでしょう。
3.商談場所を複数用意する
現在、コロナ禍の影響でオフラインよりオンラインで商談するケースが増えてきています。
ZoomやGoogle Meetなど無料のオンライン商談ツールはたくさんあるので、選択肢に追加しておくと良いでしょう。
以上、メール営業を成約につなげる5つのコツを紹介しました。
「営業リスト」を使って、早速試してみてはどうでしょうか。
次に、テレアポで最大限の成果を出す方法について説明していきます。
テレアポの効果を左右するのは営業リストの質
テレアポ、つまり電話営業は自社で提供する商品やサービスを電話で紹介し、アポイントを取って営業スタッフが交渉しやすいようにする仕事です。そして使用する営業リストの質によって、テレアポの効果は左右されます。
重要なのはスキルよりも効率性
テレアポもそうですが、営業活動で重要なのは個人のスキルよりも営業活動の効率性です。というのも、営業とは商品やサービスを必要としない相手に売り込むことではなく、その必要性を認識してもらったうえでタイミングよく成約につなげることが仕事だからです。
テレアポも同様に、いくら高度なスキルを持っていても、まったく必要性を感じない相手に無理矢理商品やサービスを押し付けることはできません。では効率良く活動するためには何が必要なのかというと、電話をかけるために使用する営業リストの質です。
質の高い営業リストとはどのようなものか
テレアポの効果を高める質の高い営業リストとは、どのようなものでしょうか。それは、自社で提供する商品やサービスを必要とする可能性が高い会社のデータを多く含むものです。
では、どのようにすれば必要とする可能性が高い会社に絞って営業リストを作成できるのでしょうか。それは、セグメント(性質)によって分類し、同じセグメントを持つ会社のリストにすることです。営業においてセグメンテーション(分類すること)は地理・人口・心理・行動といった項目に分けて行います。
テレアポのための営業リストは、そこまで細かく項目が分かれているわけではありません。それでもエリア・業種・従業員数・資本金などデータに含まれる項目で分類するだけで、かなりテレアポの効果は高まります。
具体的にどのようにセグメントを分けるのかは、まず既存の顧客のセグメントにどのような共通点があるのかを分析して見つけ出します。さらに営業リストを使ってテレアポを行い、その効果をチェックしながら異なるセグメントの営業リストで同様に効果を測定し、精度を高めていきます。
テレアポに最適な営業リストはどう入手すれば良い?
テレアポの効果を高める質の高い営業リストがどのようなものかがわかっても、実際にそのリストをどのように入手すればよいのかという問題があります。
法人の営業リストはサイトから収集できる
法人相手のテレアポであれば、営業リストは自社で独自に作成することができます。iタウンページやハローワークといったサイトから、企業データをダウンロードできるからです。
たとえば地域ごとにまとめて企業データをダウンロードしたあとに、セグメントによってリストを選別すれば求める営業リストを作成できます。ただしこの作業には時間がかかりますし、追加のデータを収集した時には既存の営業リストと重複チェックをしたり、変更された情報があれば反映させて更改しなければなりません。
法人名簿業者を利用すれば簡単に営業リストを入手できる
自社の人的コストをかけてリストを作成するよりも、専門業者である法人名簿業者が販売する営業リストを購入したほうが、効率良く質の高い営業リストを入手できます。もちろん購入費用はかかりますが、テレアポは同業者も絶えず行っているので、時間的コストも考慮するとお勧めの方法です。
ただし、業者によっては営業リストの品質には差があるので、費用対効果も考慮しつつ信頼できる法人名簿業者を選ぶ必要があります。
例えば、『ビズマップ』というサービスは、月100件まで最新の営業リストを無料で使えるので、とりあえず試してみたい方におすすめです。
信頼できる業者を選ぼう
それではどのようにすれば、信頼できる法人名簿業者を選ぶことができるのでしょうか。まず具体的にどのようなサイトから企業データを集めているのかをサイトで明記していることをチェックしましょう。
さらに集めた企業データをどのように分類して、実際にテレアポで効果的に利用できる形にまとめているのかも確認する必要があります。
法人名簿を”使える形に”営業リストとして販売するためには、どのようなセグメントで分類しているのかが大事なポイントです。あくまでも自社で提供する商品やサービスの需要が見込めるリストでなければ、購入する意味がありません。
そこで自社の既存顧客から分析したセグメントに近い営業リストを販売している法人名簿業者を選ぶことが大切です。
まとめ
テレアポの効果を高めるか否かは、営業リストの品質に左右されます。そして質の高い営業リストを購入するためには、自社の商品やサービスを必要とする可能性が高い営業リストを販売する法人名簿業者を探すことが、大きなポイントといえます。
法人名簿・営業リスト業者選びに迷ったら
名簿業者は様々あり、それぞれに良いところ、悪いところがあります。また、人それぞれ大事にしたい箇所も異なってくるかと思います。
そこで、比較するポイントとして、
- 価格は安いか?
- リストの情報は最新か?(閉店、廃業済企業が掲載されていないか?)
- リストの情報は豊富か?
- 実績豊富で信頼できる業者なのか?違法行為は行なっていないか?
などがあげられるのではないでしょうか。
弊社では、これらの総合評価で法人名簿エンジンとリスト王国を非常に高く評価しおすすめしています。
もし業者選びで迷われましたら上記の2社に相談してみるのはいかがでしょうか。