
営業マンとして会社勤めに限界を感じ、成果が収入に直結する独立を考えているかもしれません。
ただ、毎月の安定した収入がなくなるので、不安もあってなかなか一歩を踏み出せないと思います。
そこで今回は「営業マンが独立する前に知っておくべき12のこと」を紹介します。
営業マンが独立する前に知っておくべき12のこと
できるだけ失敗するリスクを回避するために、戦略や目標をしっかり決めて独立の準備をすることが重要です。
1.自分ができること/できないことを知る
独立するということは、営業だけでなく、ホームページ制作や経理なども行わなければいけません。
すべて自分でやるのはスキルがないと難しいですし、やりたくないことをやるのはモチベーション低下にもつながるので避けたいところです。
自分の仕事の範囲を決めて、あとの仕事はどうするか決めておきましょう。
2.自分の営業力はずば抜けているか
独立したら商談がすべて順調にいくとは限りません。トラブル対応もすべて自分で対応する必要があります。
また、営業として少し結果が出した程度だと、独立しても苦労する可能性が高いです。
焦る気持ちを抑えて、経験が足りないと感じているなら、今の職場でもう少し経験を積むか、一度転職するのも手です。
3.本当に独立してお金を稼げるか
勢いで独立した場合に思ったようにいかず、お金を稼げない可能性があります。
最低でも複数の仕事を確保した状態で独立すべきです。
4.独立せずに副業で出来ないか
いきなり独立するのはリスクがあるので、会社勤めのときに副業として試せないか検討してみてください。
副業であれば失敗しても、本業の給料があるのでリスクはゼロですし、上手くいくと確信を持てれば安心して独立できます。
最近は、コネクションがなくても営業系の副業を紹介してくれるサービスもたくさんあるので、一度調べてみてはどうでしょうか。
5.独立に失敗したときのリスクヘッジ
独立して失敗したときのことも考えておく必要があります。
最初に初期投資として足りない分を借金したときに失敗したら目も当てられませんよね。
「独立直後は無借金で経営する」など安定したキャッシュを作れるまでは、失敗へのリスクヘッジを万全にしておきましょう。
6.独立してどれくらいで仲間が必要か
事業を大きくしていくためには、一人では限界があるため、仲間や従業員が必要ですよね。
ただ、どのタイミングで人件費にお金をかけていくかは考える必要があります。
安定したキャッシュが稼げてない状態で仲間を誘っても、満足する待遇が渡せず辞めてしまう可能性があります。
7.集客が必要なサービスか
集客にはSNSを利用するのが必須の時代です。
SNS運用自体は、会社勤めでも空いた時間にお金もかからずできますので、早いうちからSNS運用について学んでおいたほうが良いでしょう。
8.過去の経験が発揮できるか
大きな事業を夢描いてスタートしたものの、開発力勝負の事業だと営業力が生かせないかもしれません。
また、未経験の業界で事業展開すると苦戦する可能性があるので、まずはできるだけ会社員時代の経験が活かせる業界で独立したほうが、失敗するリスクを低くできるでしょう。
9.市場が衰退していないか
例えば、テレマーケティング業界は、固定電話を設置している家庭が少なくなっていることと、個人情報保護法の改正で、市場規模自体は衰退していくことが予想できます。
そんな市場で今から勝負するのは将来性という部分であまりおすすめできないので、市場調査はしっかり行うことが必要です。
10.初期投資を抑えられるか
営業は体一つあれば、初期投資は抑えられるので、まずは体力勝負で安定したキャッシュを作ることに集中すべきでしょう。
最初から在庫を持ったり、システム開発等を計画に入れると、規模にもよりますがある程度の初期投資やランニングコストが必要になりますので、事業が順調だとしても黒字倒産になる可能性も高くなります。
11.営業時代のコネクションが使えるか
営業職の強みは人脈のコネクションが使えることです。独立までに今まで関わった人との信頼関係が築けていれば、困ったときに助けになってくれるはずです。
よっぽどとびぬけた営業力があれば別ですが、独立当初は使えるコネクションは使ったほうが、ラクにキャッシュが稼げます。
12.恩がある人を裏切らないか
勤めていた会社と同じ事業内容の場合、クライアントがバッティングする可能性が高いです。
無断で自分のクライアントに引き抜いた場合、問題になる可能性があるので、事前に許可を取るか取引してもバッティングしない事業内容で独立することをおすすめします。
まとめ:営業力に強みがあるなら独立に成功する可能性は高い
正直、実力のある営業マンがあれば、いつの時代も需要があるので、仕事に困ることはないでしょう。
ただ、独立すると大変なことが多いので、「独立して実現したいこと」は明確に持っておくべきです。
会社勤め時代に比べてやりがいは大きいので、夢に向かってチャレンジするあなたを応援してます。
システム開発の外注先を探している方は以下の記事も参考にしてみてください。