【5つのコツ】名簿業者の選び方でリストの質が決まる!

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テレアポやマーケティングで活用する法人名簿業者選びに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。効率のよい営業活動には、有益な名簿データが必要です。そこで営業活動を効率的に行える名簿販売業者の選び方をご紹介します。

1 まずターゲット層を明確にすること

名簿リストはとにかく量が多ければよいというわけではありません。見込み客となりにくい名簿を使って一生懸命アプローチをしても、効率よく成約につなげることはできません。

まず自社が提供するサービスや商品は、どのようなユーザー層に受け入れられるのかを考えなければなりません。ターゲット層とその属性・ペルソナを明確にしておくことで、どのような名簿業者を選べばよいのかが自然とわかるようになります。

2 必要なデータを入手するためのポイント

名簿業者を探すためのターゲット層を明確にしたら、どのようにしてデータを抽出するのかを考えます。業者によってデータの検索方法が違いますし、必要とする検索条件を備えた業者を探す必要があります。

2-1 業績の安定している会社か新規企業か

提供する商品やサービスを紹介する相手も、会社によって違います。たとえばすでに導入している商品を提供したり業務を効率化できるサービスを提供したりする場合、ある程度は業績が安定している企業を探すことになります。あるいは創業したばかりの会社が必要とする什器や設備を提供する場合もあるでしょう。

このように自社が提供する商品やサービスによって、どのような会社の名簿を扱っている業者が必要なのかを決めることが必要です。新規企業の名簿を定期的に入手している業者もあれば、大手企業を得意とするところや中小企業を得意とするところがあります。自社にとってどのような企業をターゲットにするのかによって、選ぶべき業者は変わります。

2-2 業種やテーマを豊富に揃えていること

ターゲット層となるペルソナがコアなものであるほどに、絞り込む条件が狭くなります。そのような場合、業種やテーマを細かく分類している業者の方が求めるデータを抽出しやすくなります。さらにデータの抽出条件を細かく設定できれば、不要となるリストの購入を少なくできます。効率のよい名簿データを入手するためには、役に立たないデータをいかに排除するかが重要です。

2-3 常に最新のデータを収集しているか

名簿データはテレアポやマーケティングで使用するごとにアプローチできるデータが少なくなります。そのために常に新鮮なデータを入手し提供できるサービスが必要です。

さらに会社の移転などにより電話番号が不通となるケースは割と多いものです。そのようなデータを常にクリーニングし、使えないデータは消去して販売しないというスタンスも必要です。あるいは不通となった電話番号を追跡調査してつながるようにしている業者もあります。

このように新鮮なデータを提供している業者を利用すれば、名簿が枯渇することもないでしょう。

3 料金体系をチェックすること

名簿販売サービスは料金体系もそれぞれ違います。たとえばあるテーマでまとめたデータをパッケージにして販売する業者が多くあります。このような料金体系は、1件あたりの単価がかなり安価となるケースがあります。ただし料金そのものは安いものですが、パッケージ化しているので使えないデータを多く含む可能性もあります。

そこで1件あたりいくらという形で販売している業者を利用する方法もあります。こちらは地域などを限定して必要なデータのみを購入することができますし、重複するデータを排除してくれることで無駄な買い物をせずにすみます。

また自社ですでに保有しているデータと照合して、重複するデータはリストから外してくれる業者もあります。このように徹底的にデータを絞り込むことで、安く購入することが可能です。

また1件ごとに購入できる料金体系の場合、検索条件の項目を増やすことでさらにピンポイントでの営業活動が行えるようになります。

4 データ提供スタイルをチェックすること

データをどのような形で提供しているのかを確認することも大事です。たとえば紙にプリントした形となると、営業の進捗状況を記録しにくいものですし、複数の営業スタッフでデータを分担するのも不便になります。

エクセルなどのデータで入手できれば、自社でいろいろと加工できるので便利です。電話番号をクリーニングする場合にも、すぐに反映させることができます。

また月額基本料金プラスデータ量に応じた単価での請求というスタイルもあります。どの程度のデータ量を購入するのかによって、パッケージ販売か1件あたりの従量制、あるいは基本料金プラスデータ量ごとの料金のうちどれがお得であるかを考えることが大事です。

5 サンプルを提供しているかどうか

名簿データの内容は大抵、どの業者も同じような形となります。項目として住所・電話番号・FAX番号・メールアドレスなどの他に代表者名や従業員数などオプションで追加するという形になるでしょう。

しかし実際のデータの使い勝手が良いものか否かは、使ってみないとわかりません。そこで無料サンプルを提供している業者であれば、購入する前に確認ができます。

おわりに

名簿業者選びで重要なポイントは、いかにターゲットを絞り込んで必要とするデータを効率よく入手できるかにあります。つまり費用対効果の高い名簿を購入できる業者を選ぶことです。そのためにチェックすべき項目はいろいろとありますが、細かく選別していけば選ぶべき業者を決めることができます。