黒字倒産という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
安定した売上があり、利益が出ているにもかからず倒産してしまうことを意味します。
黒字経営なのに手持ちの資金がなくなり、人件費や取引先への支払いができなくなることを「資金ショート」と呼びます。
物販ビジネスや店舗ビジネスなどでよく起こる可能性があります。
今回はこの資金ショートが起こる原因や対策について説明していきます。
資金ショートとは?
資金ショートとは、手持ちの資金が足りなくなり取引先への支払いが滞ってしまうことを指します。
また、資金ショート後は早急に資金を確保しないとそのまま黒字倒産につながります。
もし売掛金などを現金化さえできれば復活できる場合は、業界最低手数料で資金化できる「えんナビ」というファクタリングサービスを利用検討してみる価値がありそうです。
資金ショートが起きる原因
資金ショートが起きる原因は、以下にいくつか箇条書きで紹介します。
・現預金残高が少なく、吹けば飛ぶような財務状況
・売上が落ちたときにすぐには固定費を削れない
・借入金の金利が財務状況を圧迫
特に近年は、コロナの影響で売上が急激に落ち、資金ショートした例が多くありました。
資金ショートが起きてしまうとどうなるのか
資金ショートを回避するための対策
資金ショートが起きると、事業での実損や取引先からの信用力低下は避けられないため、事前に対策しておくことが非常に重要です。
以下に資金ショートを回避するための対策を5つ紹介します。
自社の財務状況を把握・予測する
自転車操業で事業を回していると、イレギュラーが起きただけですぐ首が回らなくなってしまいます。
・現在の現預金残高はいくらか
・売上ゼロで何ヶ月ほど生き残れるか
・削減できる経費がないか
・数ヶ月、数年後の売上予測は現実的か
・請求していない売上がないか
など、自社の財務状況を正確に把握したり、予測したりすることが資金ショートの対策につながります。
可能な限り、在庫を持たない
事業内容によっては在庫を持たないのは現実的に無理な場合もあるかもしれません。
しかし、在庫を保管するのも毎日コストがかかっている状態です。
売れない在庫だとわかったら、値下げしてでも早めに損切りしておくのが大切です。
もし自社商品を販売しているなら、在庫を持たない受発注スタイルへの切り替えを工場に相談してみるのもよいでしょう。
入金を早めて出金を遅らせる
例えば、売掛金の回収は翌月末にして、買掛金の支払いを翌々月末にするなどです。
固定費の削減はすぐに実行できないですが、入出金スケジュールの調整は取引先との相談になるためすぐに動くことができます。
ただし、伝え方によっては取引先からの信用力が落ちる可能性があるので注意が必要です。
固定費を見直す
事業に集中していると無駄な固定費を見落としがちです。
以下のような固定費を削れないか見直してみましょう。
・家賃
・人件費
・水道光熱費
・福利厚生費
・人件費
・広告宣伝費
・税金
・仕入額
・保険料
・交通費
資金の現金化(ファクタリング)を図る
「固定費はこれ以上削れない」
「銀行からの融資も期待できない」
「売掛金回収を早められなかった」
上記のように資金調達の手段がなくなってしまった場合は、ファクタリングによる資金調達が手段として残っています。
本記事で紹介するファクタリングサービスを使えば、取引先にバレずに売掛金を現金化することが可能です。
おすすめのファクタリングサービスが「えんナビ」です。
えんナビの特徴は5つあります。
- 最短1日で資金調達ができる
- 資金調達にかかる手数料が業界最低水準(5%〜)
- 24時間土日祝日も対応してくれる
- 取引先には絶対バレないから信用情報への影響なし
- 連帯保証人や担保は不要
- 赤字決算でも問題なし
ただし、えんナビには審査があり、売掛金があっても利用できな場合があります。
まずは30秒でできる簡単査定を受けてみるのがおすすめです。
資金繰りに困らないビジネスモデルも検討すべき
ライブドアの元社長・堀江貴文さんが「儲かるビジネスは以下の4原則を満たしている」と発信していました。
・初期投資が必要ない
・在庫を持たない
・利益率が高い
・定期的な収入が見込める
資金の少ない中小企業・個人企業は、できるだけリスクの少ない事業からスタートして、安定収入を得てから次のチャレンジをするのがよいでしょう。
資金繰りをサポートしてくれるサービス
ここまで資金ショートについて説明してきましたが、最後に資金繰りをサポートしてくれるサービスについても紹介しておきます。
融資
・信用保証協会(東京都の場合はこちら)
・セーフティネット貸付制度
補助金
・事業再構築補助金
専門家
・顧問税理士
・中小企業診断士
資金ショートのまとめ
ビジネスを大きくしていく上で、資金調達に関する悩みは必ず出てくるでしょう。
資金ショートを回避するためにあらゆる対策をしておき、補助金や融資をうまく活用することも重要です。
本記事で紹介したファクタリングによる資金調達は最終手段として覚えておきましょう。