営業職のキャリアプランは3つ!【年代別】転職に必要なスキルも紹介

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営業職として1社で何年も働いていると、将来のキャリアプランについて真剣に考えるタイミングが何度か来ると思います。しかし、いざ踏み出そうとしても、「本当にこのままでいいのか」「今のスキルで転職しちゃっていいのか」と迷うことも多いはずです。そこで今回は、営業職の方が目指すべき王道のキャリアプランを3つ紹介します。

現在の環境や実績、年齢などによって、一歩踏み出すべきタイミングは異なります。しかし、焦りは禁物。まずは、過去から現在までのキャリアを自己分析し、「5年後、どういう風に働いていたいか」をイメージしながら読み進めてみてください。

この記事は以下のような会社で勤める営業職の方に向けて書いています。

・どこでも通用する営業力が身につく会社
・結果を評価してくれるベンチャー企業

営業職が目指すべきキャリアプランは3つ

さっそく結論ですが、営業職が目指すべきキャリアプランは次の3つです。

・1つ目:今の職場で管理職を目指す
・2つ目:経験を活かして起業する
・3つ目:転職して価値を上げていく

上記のキャリアプランは、あなたの性格や現状の営業スキルによって、最適解は異なります。

ただ、どれを選んだとしても「困難があっても乗り越えるんだ」というマインドが重要です。

一つずつ説明していきます。

1つ目:今の職場で管理職を目指す

以下に当てはまる方は、今の職場で管理職を目指すキャリアプランがおすすめです。

・上司や後輩に気に入られている
・社内評価が高く昇進の話が来ている
・新規事業の責任者になれるチャンスがありそう

社内評価が高い状態は、たとえ目先の給料が上がってないとしてもチャンスと捉えるべきです。

もし新規事業の責任者になり、数年で結果を出せれば、役職と給与は一気に上がるでしょう。

逆に、50~100万程度の給与アップのために転職してしまうと、今まで築いてきた実績や信頼はゼロになり、キャリア的には遠回りになるかもしれません。

結果で評価してくれる会社なら、必ずチャンスがくるので逃さないようにしましょう。

2つ目:経験を活かして起業する

以下に当てはまる方は、経験を活かして起業するキャリアプランがおすすめです。

・営業として働くことに限界が見えた
・コネクションがあり、営業力がずば抜けている
・金払いの良い業界にいる

営業職として頑張って結果を出したとしても、管理職のポジションが詰まっていて、将来性に限界を感じている方もいるでしょう。

独立すれば、成果はすべて自分に返ってくるもので、得られるものは大きいです。

広告代理店や人材業界は、比較的金払いの良い業界で、コネクションと営業力を活かして、個人で1,000万円も狙うことも可能です。

3つ目:転職して価値を上げていく

以下に当てはまる方は、転職して価値を上げていくキャリアプランがおすすめです。

・有名な大企業に入って経験を積みたい
・誰かの下で働くほうが力を発揮できる
・営業力に自信はあるが給料が低いことに不満

有名な大企業に転職すれば、中小企業やベンチャー企業では味わえないようなビッグプロジェクトに関われるチャンスが巡ってくるかもしれません。

また、大企業は労働環境が整っていて、優秀な仲間も多く貴重な経験が積めるでしょう。

営業力に自信はあるが、給料が低いことに不満を抱いている方にも転職はおすすめです。

3年以内に転職を繰り返す人をジョブホッパーと言いますが、転職は給料がグッとあがるので、まずは自分の市場価値を確かめてみてはどうでしょうか。

結論:給料に不満があるなら、転職活動で市場価値を確かめてみる

【年代別】転職で求められるスキルはコレ!

ここまでキャリアプランを3つ紹介しましたが、管理職と独立はタイミングや運にも左右されます。

しかし、転職は過去の実績や経験が問われるので、年代別で求められるスキルを解説します。

20代:数年後のポテンシャルを見られている

20代営業職が転職で求められているのは「ポテンシャル」です。

もちろん、実績があるに越したことはありませんが、年齢が若いうちは実績よりポテンシャルのほうが重要視されます。

「営業としての伸びしろがある」
「コミュニケーション能力が高い」
「地頭がいい」

大した実績がないうちから変なプライドを持つと営業マンとしてなかなか芽が出ないです。

20代の営業職が転職で市場価値を上げるには、素直な気持ちで、若さと勢いでどんどん失敗して何にでも挑戦する姿を見せることが大切です。

30代:即戦力人材として見られている

30代になると、即戦力人材の営業マンを求める企業がほとんどです。

自分で立てた目標を達成した実績や、トラブルの対応力が問われます。

結果が評価されて会社で表彰されたり、部下ができて役職につくことも増えるころでしょう。

30代の営業職が転職で市場価値を上げるには、マネジメント経験や営業マンとして突き抜けた実績が大切です。

40代:マネジメント経験を見られている

会社によって管理職の定義が違いますが、マネージャーや課長以上のマネジメント経験があると市場価値が上がりやすい傾向にあります。

また、40代になると営業力はもちろんですが、プレゼンスキルや高度な問題解決能力も問われます。

安易に給与を上げたいから転職する年齢ではないので、20~30代と比較してより具体的なキャリアプランを描いておいたほうが良いでしょう。

まとめ:もし実績が無いなら転職は慎重に。

やはり営業職としての実績がないと、転職してもあまり給与は高くないはずです。

目先の年収が50万上がるからといって、安易な転職はおすすめできません。

もし今の職場環境が良くて、結果が評価される会社ならば腹を決めて実績作りをしたほうが、長期的には良いキャリアプランとなるでしょう。

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